• 10_緊急時のアクセス

    多要素認証と緊急時のアクセス

    昨今はセキュリティ意識が高まり、パスワード認証以外でのログインが当たり前になってきたかと思います。
    指紋の読み取りや顔認証、ICカードなど多種多様な広がりを見せていますが、その分、ログイン時のトラブル対策の必要性も広がっています。

    指紋認証時に指紋リーダーが動作しない、などのハードウェアの不具合や、外出先のICカードの紛失、など。
    社内ならすぐSEに相談ができますが、海外出張時にPCにログインができないとなると大きな問題です。実際に知り合いの社員がタイでログオン用のICカードを紛失して困っているのを見たことがあります。

    緊急

    業務を滞りなく進めるためにこれらのトラブルに備えている認証ソリューションが必要となります。
    DigitalPersonaではこういった事に対処する便利な機能が多数備わっています。

    ・復元の質問
    ・ワンタイムパスワード
    ・ワンタイムアクセスコード

    ・復元の質問

    復元の質問はすでに多くの方に親しみのあるオプションかと思います。
    事前にユーザーにだけわかる質問を設定し、パスワードを忘れた、あるいは指定された方法で認証ができずログオンができないといった場合には、この質問に回答を行うことでログオンを行うという流れです。
    DigitalPersonaでも当然この機能を有しており、仮にアカウントがロックされても復元の質問により解除が可能です。
    管理サイドが認証方法の指定を行っている場合、それに沿わない認証方法になるということ、あるいはユーザーが自身で回答を事前に設定する必要がある、また使われる機会が少ないため回答を忘れてしまう、といった点を考慮したうえで使用可否を決定することを推奨しています。

    ・ワンタイムパスワード

    これは、スマートフォンアプリを利用した認証方法です。
    スマートフォンにDigitalPersonaアプリをダウンロードすると、ログオン用のワンタイムパスワードをログオンに利用できます。復元の質問と違い、回答を忘れるといったリスクは軽減されますが、やはり事前にDigitalPersonaの設定がPC上で必要になります。

    ・ワンタイムアクセスコード

    上記2つのオプションと比べてユーザー側の設定が不要なのがワンタイムアクセスコードです。これはログオン画面に表示されたコードをIT管理者に伝達し、IT管理者がコードを入力することで一時的にログオンが可能になるオプションです。
    ただし、管理者の操作が必要となるため管理者と連絡がとれなければ使用できない、という点には注意が必要です。

    これらのオプションはどれも一長一短の特長があります。もちろんログオンオプションは複数の導入が可能ですので、それぞれのニーズに合ったログオンオプションを組み合わせていただき、より柔軟に、より安全な端末管理を行っていただければと思います。

    より詳細をご希望でしたらこちらからお問い合わせ下さい。